0276お出まし日の丸を振って 11月12日、天皇陛下御即位20年をお祝いする国民祭典が盛大に開催された。これは経済団体などで作る民間の奉祝委員会と超党派の国会議員連盟が主催したものである。午後2時すぎから第1部「奉祝まつり」が皇居周辺において、午後5時から第2部「祝賀式典」が皇居前広場において行われた。第1部が3万人、第2部が3万人、併せて約6万人の人出でにぎわい、天皇陛下の御即位20年をお祝いした。
0007パレードスタート0012警視庁音楽隊0013奥州百鹿大群舞0018しばた台輪0022御諏訪太鼓0024お神輿0027お神輿神田大明神0030東金ばやし0032刈谷万燈0035郡上おどり0045阿波踊り0046たちねぶた? 午後2時すぎ、第1部「奉祝まつり」が行われた。内堀通りでは祝賀パレードが、鍛冶屋橋通りでは奉祝渡御(とぎょ・お神輿の練り歩き)が行われた。パレードには全国から16団体が、お神輿は18団体が参加した。
 パレードは警視庁音楽隊による演奏で始まった。その後は全国の郷土芸能が次々と披露された。長野の御諏訪太鼓、足利八木節、岐阜の郡上踊り、阿波踊りなどが続き、奉祝ムードを盛り上げ、沿道はパレードを観覧する人で溢れていた。
 愛知県の刈谷万燈は重さ60キロを超える万燈を若者が一人で持ち、くるくると回す。その周囲には落とさないように、傷付けないようにと若者が見守り、次々と交代していく。見ている側もハラハラするが、若者の心意気が感じられた。
 パレードのトリを飾ったのは青森県五所川原の立佞武多(たちねぶた)であった。これは青森のねぶたとは違い、横に大きいのではなく、縦に大きいのである。その高さは20メートルを超え、遠くから見てもその巨大さは分かるが、目の前を通過するとその大きさは目を見張る。夕暮れとなり灯りがともされ、一層迫力があった。
 また、鍛冶屋橋通りで行われたお神輿の練り歩きも圧巻だった。全国から何基ものお御輿が集まり、一斉に練り歩く様子は、おそらくここでしか見ることはできないであろう。
 特に神田明神のお神輿はその大きさと、担ぎ手の足並みのそろった様は見事であった。また、日枝神社は神主を先頭に牛若丸と弁慶の山車とお神輿を繰り出した。
 まつりの参加者も、そして観覧者も一つになって御即位20年をお祝いしたのであった。