ご巡幸 今上陛下の御即位20年奉祝記念映画「平成のご巡幸」(明成社制作)を拝見し、私は忘れかけていた遠い記憶がよみがえってきました。

玉音放送を聞いてオイオイと泣いた
 昭和20年8月15日、当時、女学校の3年生だった私は、近所の方たちと一緒に拝聴した玉音放送。昭和天皇のお言葉の一言一言に敗戦を知らせる陛下のつらいお気持ちが感じられてか、年輩の方たちはオイオイと声を上げて泣き出し、私もつられて泣いたことを…。
 また昭和22年、昭和天皇が敗戦のショックからの立ち直りを願われて全国各地をご巡幸された際、私たちの住む、四方を山に囲まれた小さな町の、しかも一機業会社(機織りの会社)にまでも足を延ばされたことも…。
 そこは戦時中、落下傘用の羽二重生地を織っていた工場で、地元の女学生が学徒動員で働いていた所です。私もその一人でした。

国民とともに歩まれる昭和天皇のお姿に深く感銘
 当日は、従業員総出でお待ちしている中、陛下は、ゆっくりとした歩調でお通りになりました。幸い私たち女学生もその場に招かれて、間近に陛下を拝することができたのです。
 この映画を拝見しているうちに、次第にそのときの情景が鮮明に思い出され、国民とともに歩まれた昭和天皇のお姿に感銘を深くしました。
 さらに今上陛下のいつのときも温かい眼差しで丁寧に国民に接しられているご様子に頭が下がる思いです。
 また、皇后さまの謙虚なお姿には、民間から皇室に嫁がれたご苦労もしのばれ、末永い皇室のご繁栄とご健勝を祈らずにはいられません。

世界に誇れる天皇皇后両陛下のご存在
「日本人に生まれて本当に良かった」
 真に日本の象徴として世界に誇れる両陛下であらせられると、一層確信しました。
 そして、このように受け止められるのも、まだまだ未熟な信者でありますが、ご縁を頂いて真の日本精神をお教えいただいているからです。
 入信当初、新規研修会で「神霊教と日本精神」という話を聞き、日本人に生まれて本当に良かったと心から思えた、そのときの喜びも忘れることができません。